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「リフレッシャー教育システム」では、大学と附属学校園にフィールド体験教材を整備し、双方向的な教育環境のもとで、体験型教育方法の検証・補強、および実践指導能力養成を行う教育システムを駆逐し、環境教育を中心に現代的課題に応ずる高度実践指導者養成を行います。(事業報告書を見る



 大学と附属学校園にフィールド体験教材を整備し、双方向的な教育環境のもとで、体験型教育方法の検証・補強、および実践指導能力養成を行う教育システムを駆逐し、環境教育を中心に現代的課題に応ずる高度実践指導者養成を行います。

みヤギ教育大学の楽しいわが家とは

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学校で動物飼育を担当できる先生を育てています。
ふだんは、サークル「自然フィールドワーク研究会」が担当の教職員とともに世話をしています。

教材園の活用好適時期

教材園の好適な活用時期は、下記の通りです。

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みヤギ教育大学の楽しいわが家のアクセス

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本学での授業活用例

生活科教材研究法f(2012,2011年 / 前期 / 3年対象)

仙台市愛子小学校の4年生120名が大学を訪れ、体験学習を行ったさい、学生が子どもたちの引率や指導補助にあたりました。

生活b(2012,2011,2010年 / 前期 / 2年対象)

ヤギやウサギなどの動物飼育を行いました。

生命環境科学(2012,2010年 / 後期 / 1,2年対象)

飼育動物を活用した授業づくりの検討を行いました。

その他

ヤギを写生する授業、ヤギを題材に俳句を読む授業、ヤギを題材に動画を作成している授業なども行われています。

概要

1. 何を学ぶものですか?

動物をよく見たり、まねをしたり、呼びかけたりしてみてください。
みなさんのまわりの誰かに似ていたり、逆に人間とぜんぜん違うところがありませんか。かわいいと思ったり、怖いなと思ったり、した人はいませんか。
動物はみなさんに、とてもたくさんの「感動する、考える、学ぶ」ヒントを与えてくれます。

2. 観察や体験のポイントは何ですか?

・体のいろいろな部分と、それぞれの動き方をよく見てみよう
・ヤギの気持ちになって、ヤギの生活を想像してみよう

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

ヤギの生態について

Q1 ヤギの目はどんなかたち?

Q2 ヤギのすきな食べ物はなんでしょう?
 
 
 
 

Q3 強いにおいがするヤギはどちら?
 
 

Q4 ヤギのうんちはどんなかたち?

Q5 ヤギはどんなところがすきでしょう?
 
 
 

概要

1. 教材園の特徴

 文化や技術の発展とともに、子どもたちを取り巻く生活の環境は変化し、人間も自然の中で生まれ進化してきた生き物であるという事実も理解が難しくなっています。しかし人間以外の生物とのふれあいを通じて、生命を体験的に理解し、いのちの重さを感じ、他者との共感を育てる事は極めて重要です。
 現行の学校教育でも、自然とのふれあいの重要性は認識されています。教育基本法の第二条には、5つの教育の目的が記されていますが、その中にも、「豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと」「生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと」と書かれています。
 また、たとえば小学校の学習指導要領においても、道徳、生活、理科、総合的な学習などの教科を通じて「生命尊重」や「自然への畏敬の念」などの育成が重要である事、そのためには自分たちをとりまく環境を活用し、体験的な理解を図ることが重要である事が繰り返し記されています。
 それだけではなく算数、国語、図工など、どのような教科の学習にとっても、具体的な目の前の事象に興味関心を持ち、それを理解するために課題を解決するという道筋を構築する事は、教科の目標を本来的な意味で理解し達成するためには非常に重要なことなのです。
 この教材園は、子どもたちが親近感を抱きやすく、教科学習の教材とすることができる「動物」の飼育と展示を実施しています。教科学習に役立つだけではなく、子どもたちが動物の飼育管理を主体的に実施する事により、規則正しい生活習慣やコミュニケーション能力、課題解決力など現代の学校の現場で求められる能力を身につけることができると考えられます。

2. 体験学習や指導上の留意点・注意すべき点

1)繰り返す事の重要性
 一度だけの学習では子どもたちに「驚き」「興味」を与える程度でおわってしまいます。体験は一過性ではなく、繰り返す事、また単に観察するだけではなく、できるだけヤギの飼育管理に携わる機会を作って行く事が大切です。ただ食べるだけでなく、食べものの好みがあること、排泄をする事、けんかをしたり反芻したりすること、運動能力の高さ、行動の人間との違い、交尾をし、子どもを産み、おっぱいを飲んで子が育つ事。さまざまな観察を通じて、初めて生命の理解が可能なのです。
排泄ひとつにしても、「うんちが丸い」「においはしない」「日によって違う」ことから消化器の構造や食物と排泄の関係を考える事ができます。このように体験的に興味関心を引き出し探求学習へとつなげ、理解したことがらは子どもの心に深く刻み込まれます。一度だけの学習ではもったいないのです。また、動物と過ごしたり、共同で飼育作業に関わる事で、友達や大人とのコミュニケーションもより深まります。

2)安全と衛生
 子どもたちに禁忌事項ばかり教えるのでは、かえって教材のよさを引き出す事ができません。子どもの安全と衛生、動物への配慮については、指導者側がしっかりと認識し、事前に準備を整えて、当日は子どもたちが安心してふれあうことができるようにしておいてほしいと思います。そのために、教師はきちんと必要充分な知識を得ておく必要があります。

3)生命尊重の態度
できるだけ、子どもたちに先入観を与えない方がよいのですが、必ず先生に示して頂きたいのは生命尊重の態度です。「生き物にはそれぞれの暮らし方、得手不得手、好き嫌いがある」「生き物は面白い」「生き物を理解するには、相手にあわせてなかよくならなければならない」などの姿勢を子どもたちに示してあげてください。

教材園における学習の手順

①観察・体験に必要な準備

・動物は野外で生活しています。自分の体調に注意し、動物の世話をするときには良い体調で臨めるようにしてください。
・動物は動物の時計で生きています。生活リズムも動物に合わせ、朝きちんと起きてきましょう。
・あらかじめ作業着に着替えてください。私服で来る場合は、動き安い服装をし、作業の後の着替えを用意してください。
・放飼場に入る前に、長靴に履き替えてください。入る前と出た後、足底消毒を行なってください。
・ヤギを放飼場から外に出す場合は、フンを回収するための箒とちり取りを携帯してください。
・ヤギを放飼場から外に出す場合は、飼育管理者の立ち会いのもとでおこなってください。

②体の観察(体験)

体をスケッチし、個体ごとの違いを書き込んで下さい。

③歩行の観察(体験)

歩き方を観察して下さい。4本の足をどのように動かしているか説明してください。

④行動の観察(体験)

行動を観察して時刻とともに記録してください。
採食(食物名)、反芻、歩行、休息、登攀、社会的行動(頭突き、フレーメン、においかぎなど)、音声、排尿、フンなど

⑤飼育体験

餌の準備、餌の刈り取り、餌やり、放飼場の清掃、堆肥づくり、散歩など。

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

ヤギの体験に関する問題

Q1 ヤギの生態的特徴について説明してください。
Q2 ヤギと人間の関わりを説明してください。
Q3 ヤギの飼育方法を説明してください。

青葉山動物標本とは

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青葉山体験学習室は、学内共同利用施設です。
これを体験学習の予習・復習、観察活動の振り返りなどに活用しています。
この学習室で自分が体験したことを教材や教育方法に導入し、教育力の補強・再構築を行います。授業のほかフレンドシップや公開講座などでも、教材園から集めた教材を活用する場として利用されています。

教材園の活用好適時期

教材園の好適な活用時期は、下記の通りです。

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青葉山動物標本のアクセス

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〒980-9845
仙台市青葉区荒巻字青葉149
宮城教育大学
環境教育実践研究センター
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