青葉山動物標本(本学学生向け)

概要

1. 教材園の特徴

 青葉山動物標本は、主に宮城県内で発見された動物の死体(交通事故死体、有害駆除)から作成され、ほかにも博物館や動物園からの移譲標本を譲り受けています。ほとんどの標本が手作りであり、触れることのできる標本として、活用することができるようになっています。
標本はいくつかのタイプの標本から構成されています。
骨格標本:骨格の特徴を観察することができます。標本によって、頭骨だけのもの、全身骨格(組立済み)、全身骨格(バラ)などがあります。
毛皮標本:毛皮を半なめし状態にしたものです。
仮剥製:主に鳥類、小型哺乳類は、仮剥製の状態で保存されています。
本剥製:いくつかの種は本剥製になっています。
鳥の羽標本:特徴ある羽を並べた状態で標本化しています。
ヘビの皮:蛇の特徴は、とくに皮を比較するとよくわかります。

これらの標本は直接触れて観察することにより、理科や総合的な学習の教材として活用することができます。

2. 児童・生徒に何をまなばせたいか

・歯のつくり
・草食獣と肉食獣の体のちがい
・動物の体のつくり

3. 体験学習や指導上の留意点・注意すべき点

手でさわれるのが標本の面白さです。総合的な学習の時間であれば、他の自然教材(乾燥した木の実や種子など)と一緒に、ブラックボックスに入れて触れさせたり、また鳴き声をきかせながら標本を見せるなど、多様な工夫で標本の良さをひきだすことができます。

教材園における学習の手順

①観察・体験に必要な準備

・特になし

②標本の観察(体験)

・青葉山にいる動物(哺乳類)の名前を思い出し、リストにしてみてください。次に、標本(毛皮)をみて、それが何の動物か答えてみましょう。
・次に、頭骨の標本をみてください。それが、どの動物のものであるのか、食べ物は何であるか、考えてください。

③羽の観察(体験)

・羽標本をみてください。気付くことはなんですか。
・羽は部位によって、形が大きくことなります。部位ごとの特徴をまとめ、それらがなぜそのような形になったのか、調べてみましょう。

④青葉山のへび観察(体験)

・ヘビの標本を観察して、それぞれの種類の特徴をまとめてみましょう。
・青葉山にいる毒蛇はどれなのか。噛まれないようにするにはどうすればよいか。しらべてください。

⑤ブラックボックス(体験)

・ブラックボックスに手をいれて、中に入っているものがなにか、あててください。

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

青葉山動物標本の体験に関する問題

Q1 青葉山にいる動物(哺乳類)の名前を思い出し、リストにしてみてください。次に、標本(毛皮)をみて、それが何の動物か答えてみましょう。
Q2 頭骨の標本をみてください。それが、どの動物のものであるのか、食べ物は何であるか、考えてください。
Q3 ヘビの標本を観察して、それぞれの種類の特徴をまとめてみましょう。
・青葉山にいる毒蛇はどれなのか。噛まれないようにするにはどうすればよいか。しらべてください。

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