リフレッシャー教育システム

「リフレッシャー教育システム」では、大学と附属学校園にフィールド体験教材を整備し、 双方向的な教育環境のもとで、体験型教育方法の検証・補強、および実践指導能力養成を行う 教育システムを駆逐し、環境教育を中心に現代的課題に応ずる高度実践指導者養成を行います。


さとやま昆虫ハウスとは

satoyama1.jpg satoyama2.jpg 人と自然の共生によって紡ぎだされた里山(さとやま)が、全国的に姿を消しつつあります。
 この施設では、日本の里山を代表するオオムラサキやカブトムシといった昆虫とふれあいながら、里山が教えてくれる"持続可能性"というメッセージに耳を傾けてほしいと思います。

教材園の活用好適時期

教材園の好適な活用時期は、下記の通りです。

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さとやま昆虫ハウスへのアクセス

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本学での授業活用例

生活科教材研究法(2012年 / 前期 / 3年対象)

愛子小学校の児童(4年生、120名)を対象としたフレンドシップ事業の一環として、本学学生40名が教材園を案内し、体験学習を行った。

自然史・自然論(2011年 / 後期 / 1,2年対象)

チョウの越冬態(卵で冬越しするか、幼虫か、蛹か、成虫か)に関する講義を行った後、オオムラサキの越冬態および個体数調査を行った。

概要

1. 何を学ぶものですか?

本物のカブトムシ、見たことある?さとやま昆虫ハウスは、本物のカブトムシを、自然に近い状態で観察できる施設なんだ。カブトムシの観察を通して、昆虫やそれを取りまく自然を好きになってほしいな。

2. 観察や体験のポイントは何ですか?

夏には「ネットハウス」で、カブトムシの成虫が観察できるよ。特に、オス同士が立派な角で戦うシーンは迫力満点!また、秋〜春には「カブトムシ牧場」で、卵や幼虫の観察ができるよ。実はカブトムシの幼虫は、地面の下で腐った植物を分解しくれる"森の掃除屋さん"なんだ。

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

カブトムシの生態について

Q1 カブトムシはどんなところにたくさんすんでいるかな?
 
 
 
 

Q2 カブトムシが活発に動き回る時間帯は?
 
 

Q3 カブトムシのえさはどんなものですか?
 
 
 

概要

1. 教材園の特徴

 さとやま昆虫ハウスは、カブトムシを自然に近い状態で観察できる施設で、「カブトムシ牧場(幼虫の養殖施設)」と「ネットハウス(成虫の観察施設)」から構成されています。

この施設では、カブトムシを題材として、
  1)自然と触れ合う場
  2)学習する場
  3)生きた教材を提供する場
  4)憩い、安らぐ場
  5)地域の自然を復元・保全する場
  6)地域の人々と交流する場
などを提供しています。

 カブトムシが多く生息する環境とは、まったく人手の入っていない原生林ではなく、幼虫のエサとなる腐葉土や朽木が豊富に供給される里山的環境です。この教材園では、カブトムシをシンボルとして、里山的環境を維持・管理していくことの重要性や里山が育んできた生物多様性について、理解を深めてもらいたいと思います。

2. 体験学習や指導上の留意点・注意すべき点

 この教材園では、「生態系の中でカブトムシが果たしている役割は?」、「カブトムシが生きていくために必要な環境条件とは?」といった観点をもって観察してほしいと思います。

教材園における学習の手順

①ネットハウス(成虫の観察施設)

・ 実際に触ってみよう
・ 体の構造を調べよう(口の形、触角の形、頭・胸・腹の位置、角の位置、脚の位置、気門の位置などの観察)
・ 昼間はどこにいるのか、夜はどこにいるのかを調べよう
・ 小さな雄は子孫を残せないのだろうか?(雄の闘争行動、交尾行動の観察)
・ どれくらいの力があるのか調べよう(オモリを乗せたモデルカーを引く実験)

②カブトムシ牧場(幼虫の養殖施設)

・ 実際に触ってみよう(軍手を着用して)
・ 体の構造を調べよう(口の形、触角の形、頭・胸・腹の位置、目の位置、脚の位置、気門の位置、肛門の位置などの観察)
・ 糞から自然界での役割を考えよう(糞の形、大きさ、数、成分などを調べる)
・ オスとメスを区別してみよう(肛門の形、腹部の卵の観察)
・ 羽化を観察しよう(蛹から成虫への変身)

③その他の昆虫の観察

・ チョウの幼虫を探そう(ネットハウス内でオオムラサキやアゲハ類の幼虫を観察する)
・ チョウの口とカブトムシの口を比べてみよう(エサの違いを知る)

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

カブトムシの体験に関する問題

Q1 生態系の中でカブトムシが果たしている役割は?
Q2 カブトムシが生きていくために必要な環境条件とは?
Q3 学校でカブトムシを経年飼育するためには、どうすればよいか?
Q4 里山的環境を保全していくためには、どうすればよいか?

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