リフレッシャー教育システム

「リフレッシャー教育システム」では、大学と附属学校園にフィールド体験教材を整備し、 双方向的な教育環境のもとで、体験型教育方法の検証・補強、および実践指導能力養成を行う 教育システムを駆逐し、環境教育を中心に現代的課題に応ずる高度実践指導者養成を行います。


タナゴ池とは

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生命38億年の歴史をタナゴ池から観察出来ます。

 観察園内の、タナゴ池には、真正細菌・ラン藻類などの原核生物から、真核単細胞生物のアメーバや繊毛虫、多細胞節足動物のミジンコ、さらには、大型節足動物の水生昆虫が一年間をとおして観察することが出来ます。これらの生き物から、生命38億年の進化の歴史を垣間見ることが出来ます。

 真核生物の進化に関する最新の成果 (Adl et al., 2012)
に基づいたスーパーグループ(超界)なども、タナゴ池の生物を顕微鏡観察することによって、実感することが出来ます。

 小学校低学年の生活での身近な生き物から、高校生物の教科書にも掲載されていない生命進化の最新情報までを、タナゴ池の生物をもとに調べてみましょう。

また、タナゴ池では、噴水池と同じ系群のメダカが飼育されています。今後は、アカヒレタビラも飼育する計画です。青葉山の生き物であるカエルの幼生(オタマジャクシ)やイモリなども生息しています。

教材園の活用好適時期

教材園の好適な活用時期は、下記の通りです。

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タナゴ池へのアクセス

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本学での授業活用例

小専理科d-g(2012, 2011, 2010年 / 後期 / 2年対象)

授業の中で作製したタナゴ類の採集用具セル瓶(モンドリ)を用いてタナゴ池における採集を行った。また実地でタナゴ池の観察と紹介を行った。

その他

下記授業でも、本教材園を活用しています。
・理科基礎実験(2012年 / 後期 / 1年対象)

概要

1. 何を学ぶものですか?

 この池では、日本に昔から住んでいる魚類などの小型の水の生き物を観察することができます。また、これらの生き物が生きていくためにはどのような池の性質(環境)が必要かについて、また、プランクトン等を通して食物連鎖をはじめとした生態系についても、学ぶことが出来ます。

2. 観察や体験のポイントは何ですか?

 まず、池の中にどのような生き物が住んでいるのかについて、観察・説明します。また、これらの生き物がくらしていくために必要となるエサや生息場所、生態系について学びます。

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

魚類の生態について

Q1 タナゴはどんなところに暮らしているかな?
 
 
 
 

Q2 タナゴはどんなところに産卵するかな?
 
 
 
 
 

Q3 タナゴのえさはどのようなものですか?
 
 
 
 

Q4 プランクトンとは、どのような生き物でしょうか?
 
 
 

概要

1. 教材園の特徴

 このビオトープ池は、日本の在来淡水生物(魚類、植物、動物・植物プランクトン類)の生息環境を再現し、これらの生物の観察や生息環境を考察し、自然状態への遷移を観察できる施設です。またこのビオトープ池は、日本の伝統的な溜め池の様子を再現しており、溜め池が多くの水生生物にとって重要な生息環境となってきたことを、体験的に学ぶことを目的としています。

2. 体験学習や指導上の留意点・注意すべき点

 ビオトープ池では、この場所に生息する生物を観察することに加え、ここに暮らす生き物が成長、繁殖するためにどのような環境の条件が必要か、またそれらのおりなす生態系を体験的に学習することを目的としている。例えば、多くの生物の餌生物となる動物・植物プランクトンや、これらの生物にとって基礎的に重要となる水質や植生についても考える場とする。

教材園における学習の手順

①観察・体験に必要な準備

 最初に、静かに水面を覗き、そこから見ることが出来る魚類などを観察する。
 もし、そこからでは生き物の観察が難しい場合は、次に道具による採集と観察を試みる。採集には、網、モンドリ(セル瓶)等の漁具を用いる。

②魚類の観察(体験)

 池では、タナゴやメダカ等の日本の在来魚類を飼育している。これらの魚は水面から肉眼で観察することも可能である。また、モンドリ(セル瓶)と呼ばれる漁具を用いて採集し、間近で観察することもできる。

③微生物(動・植物プランクトン)の観察(体験)

 池の水を少しすくい取るか、またはプランクトンネットによって池の微生物(プランクトン)を選択的に採集し、ルーペ(拡大鏡)や顕微鏡で観察する。これらは、池に生息する魚類等の生き物にとっての重要な餌生物となっているので、さらに種の同定も行うことが望ましい。

④オタマジャクシ、ヤゴの観察(体験)

 池では、池の中で終生生き続ける魚類や動・植物プランクトン類の他、カエルの幼生(オタマジャクシ)や、トンボの幼虫(ヤゴ)が一時的に暮らしている。これらの生き物もまた、網によって採集し、間近で観察することができる。

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

タナゴに関する問題

Q1 タナゴとはどのような魚類か?生息場所、産卵方法について述べよ。
Q2 タナゴの産卵母貝のライフサイクルについて説明せよ。
Q3 タナゴが生息する日本古来のため池のシステムを再現するためには、どのような生き物と環境を再現する必要があるか、記述せよ。
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