リフレッシャー教育システム

「リフレッシャー教育システム」では、大学と附属学校園にフィールド体験教材を整備し、双方向的な教育環境のもとで、体験型教育方法の検証・補強、および実践指導能力養成を行う教育システムを駆逐し、環境教育を中心に現代的課題に応ずる高度実践指導者養成を行います。


陶芸工房とは

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本陶芸工房では「工芸・クラフト」関係の授業および「美術による表現」、「工芸特演」、「工芸特論」において利用しています。
本施設には18台の電動ろくろ、60台の手回しろくろの電動板作り機の成形用機材の他、真空土練機、電気炉、ガス炉がそれぞれ1基あり様々な陶磁器の制作が可能です。また陶芸のみならず「フュージング」と呼ばれるガラス成形の技法も可能です。

陶芸工房での様子

学生による授業での粘土成形の様子です。

教材園の活用好適時期

教材園の好適な活用時期は、下記の通りです。

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陶芸工房へのアクセス

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本学での授業活用例

美術による表現(2012, 2011, 2010年 / 集中 / 全学年対象)

9月3日〜28日までの合計5日間、受講生32名を対象に紐作りや板作り等の基本的な粘土成形を行った後、絵付けを中心とした装飾技法、施釉をし、本焼きを行った。焼成後は全員の作品を講評し、まとめとした。

工芸AⅠ(2012, 2011, 2010年 / 後期 / 2年対象)

本授業の主たる目標はロクロ成形技法の習得にあるため、全員が基本的な成形が出来るよう、ほとんどの授業時間をロクロ成形に充てた。結果、基礎となる技術は習得し、全員が満足いく作品が出来上がった。

下記授業も同様の活用内容である。
 ・クラフトAⅠ(2012, 2011, 2010年 / 後期 / 2年対象)
 ・工芸Ⅰ(2012, 2011, 2010年 / 後期 / 2年対象)

工芸AⅡ(2012, 2011, 2010年 / 前期 / 3年対象)

成形技法の応用として大物作品の制作を行うと同時に絵付けや釉薬等の装飾技法についても学ぶ。今年度は東北現代工芸展に6名が授業で制作した作品を出品。全員入選するという快挙を得た。

下記授業も同様の活用内容である。
 ・クラフトAⅡ(2012, 2011, 2010年 / 前期 / 2年対象)
 ・工芸ⅡA(2012, 2011, 2010年 / 前, 後期 / 3年対象)

工芸AⅢ(2012, 2011, 2010年 / 後期 / 3年対象)

これまで積み上げてきた基本の技法を元に、自分の作品に対するコンセプトやイメージを陶芸作品として具現化するという課題に挑む。授業では制作中の工程に重点を置き、よりイメージの熟成化を求めている。

下記授業も同様の活用内容である。
 ・クラフトAⅢ(2012, 2011, 2010年 / 後期 / 3年対象)
 ・工芸ⅡBa(2012, 2011, 2010年 / 後期 / 3年対象)
 ・工芸ⅡBb(2012, 2011, 2010年 / 後期 / 3年対象)

概要

1. 何を学ぶものですか?

 日本には古くからやきものを作り、愛用してきた歴史があります。粘土を使って、 自分の手で茶わんや皿、花びんなどの器を作ることでやきものの作りかたを学びます。また日本のやきものの伝統や美術についても学習します。

2. 観察や体験のポイントは何ですか?

 やきものにはひも作りや板作り、ろくろ成形などの作り方があります。最もきほんてきなつくりかたで器を作ってみましょう。

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

やきもののつくりかたについて

Q1 この作品はどんな作り方でできたのかな?
 
 
 

Q2 下の()の中からことばを選んで、やきものの作りかたの正しい順にならべましょう。
1.土ねり 2.[ ] 3.[ ] 4.[ ] 5.[ ] 6.[ ] 7.かんせい
(・かわかす ・すやきする ・かたちを作る ・くすりをかける ・本やきする)

概要

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1. 教材園の特徴

 陶芸工房(窯芸実習棟)は陶芸の成形から焼成にいたるまでの様々な技法研究を目的としたもので、電動ロクロ19台、手回しロクロ60台、電動タタラ板製造機1台等の成形用機材の他、電気炉1機、ガス炉1機の焼成用の窯を所有する。本実習棟ではこれらの機材を利用し、様々な成形技法や装飾技法、釉薬調合、焼成方法の習得を目的とする。また、陶芸はその材質の違いにより磁器と陶器に大別されるが、それぞれの造形材料の違いは表現活動に大きな影響を与える。より多くの造形材料(陶器素材・磁器素材)を体験することで、表現活動の幅を広げ、豊かな造形能力を得られるものと考えている。これらの材質を用いたロクロ成形技術の習得については多くの時間と労力を必要とするが、他では得ることの出来ない造形感覚や集中力、美的表現能力を養うこと出来る。
 また日本の陶芸の特徴は古くから外国の様々な技法を積極的に取り入れ日本流に変化させ、日本特有の陶芸の形式を確立してきた。その一つに絵付けの技法を中心とした装飾技法がある。本実習棟では前述した成形機材を用いた成形技法の習得と共に、鉄絵、染付、色絵等の装飾技法を学ぶことで日本の工芸の文化や美術についても理解を深めるものと考えている。絵画表現においては、そのことに対し苦手意識を持つ学生が少なくないが、陶芸の絵付けを体験することで、絵を描くことに対しての苦手意識を払拭し、表現活動への意欲を深め、日本美術への関心を高めていってもらいたい。加えてこうした日本の伝統工芸の技術を学ぶことで、日本文化への視野を広げ再評価を与え、現在に活かしてもらいたい。

2. 体験学習や指導上の留意点・注意すべき点

 陶芸の活動は土練りから始まり、成形、乾燥、素焼、絵付、施釉,本焼、の工程を経て完成となる。どの過程においてもそれぞれの技術の習得が必要となる。技術の習得への近道はなく、基本を忠実に学ぶことが大切である。そのどれもが多くの時間、労力を必要とするが、造形活動は元来楽しいものである。一つ一つの工程に関心を持ち、楽しみながら技術の習得を目指してもらいたい。また、陶芸の大きな特徴は自分の制作した作品を使ったり、鑑賞出来る点にある。自作の作品を普段の生活に活かせることは大きな喜びにもつながる。技術の習得と共に芸術性の高い作品の制作を目指して制作に望んでもらいたい。そのためには、制作だけではなく、普段から美術への関心を持ち、感性を高める努力も必要である。出来るだけ多くの美術・芸術にふれ、自分自身を高めていってもらいたい。

教材園における学習の手順

①観察・体験に必要な準備

・汚れてもかまわない服装(作業着)(サンダル)
・タオル
・長い爪、指輪などのアクセサリーは不可

陶芸体験に関する問題

Q1 陶芸の基本的な制作工程を下の()の中から選び、正しい順に並べなさい。
1.土練り 2.[ ]3.[ ]4.[ ]5.[ ]6.[ ]7.[ ]8.完成
(a.素焼 b.絵付 c.成形 d.乾燥 e.施釉 f.本焼)

Q2 次の文章で()の中から正しいものを選び○をつけなさい。
⑴ 素焼の焼成温度は(イ.300℃ ロ.800℃ ハ.1100℃)ぐらいが良い。
⑵ 銅釉を酸化焼成すると(イ.赤色 ロ.緑色 ハ.白色)となる。
⑶ ベンガラ等の顔料は(イ.水 ロ.釉薬 ハ.お茶)でとくのが最も良い。
⑷ 還元焼成時の還元入りの温度は(イ.600℃ ロ.900℃ ハ.1200℃)が望ましい。
⑸ 長石に(イ.アルミナ ロ.石膏 ハ.木灰)を加えるとより融けやすい釉薬になる。
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