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「リフレッシャー教育システム」では、大学と附属学校園にフィールド体験教材を整備し、双方向的な教育環境のもとで、体験型教育方法の検証・補強、および実践指導能力養成を行う教育システムを駆逐し、環境教育を中心に現代的課題に応ずる高度実践指導者養成を行います。(事業報告書を見る



概要

1. 教材園の特徴

 このビオトープ池は、日本の在来淡水生物(魚類、植物、動物・植物プランクトン類)の生息環境を再現し、これらの生物の観察や生息環境を考察し、自然状態への遷移を観察できる施設です。またこのビオトープ池は、日本の伝統的な溜め池の様子を再現しており、溜め池が多くの水生生物にとって重要な生息環境となってきたことを、体験的に学ぶことを目的としています。

2. 体験学習や指導上の留意点・注意すべき点

 ビオトープ池では、この場所に生息する生物を観察することに加え、ここに暮らす生き物が成長、繁殖するためにどのような環境の条件が必要か、またそれらのおりなす生態系を体験的に学習することを目的としている。例えば、多くの生物の餌生物となる動物・植物プランクトンや、これらの生物にとって基礎的に重要となる水質や植生についても考える場とする。

教材園における学習の手順

①観察・体験に必要な準備

 最初に、静かに水面を覗き、そこから見ることが出来る魚類などを観察する。
 もし、そこからでは生き物の観察が難しい場合は、次に道具による採集と観察を試みる。採集には、網、モンドリ(セル瓶)等の漁具を用いる。

②魚類の観察(体験)

 池では、タナゴやメダカ等の日本の在来魚類を飼育している。これらの魚は水面から肉眼で観察することも可能である。また、モンドリ(セル瓶)と呼ばれる漁具を用いて採集し、間近で観察することもできる。

③微生物(動・植物プランクトン)の観察(体験)

 池の水を少しすくい取るか、またはプランクトンネットによって池の微生物(プランクトン)を選択的に採集し、ルーペ(拡大鏡)や顕微鏡で観察する。これらは、池に生息する魚類等の生き物にとっての重要な餌生物となっているので、さらに種の同定も行うことが望ましい。

④オタマジャクシ、ヤゴの観察(体験)

 池では、池の中で終生生き続ける魚類や動・植物プランクトン類の他、カエルの幼生(オタマジャクシ)や、トンボの幼虫(ヤゴ)が一時的に暮らしている。これらの生き物もまた、網によって採集し、間近で観察することができる。

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

タナゴに関する問題

Q1 タナゴとはどのような魚類か?生息場所、産卵方法について述べよ。
Q2 タナゴの産卵母貝のライフサイクルについて説明せよ。
Q3 タナゴが生息する日本古来のため池のシステムを再現するためには、どのような生き物と環境を再現する必要があるか、記述せよ。

サークル水槽とは

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ここでは、宮城県に生息する魚を、水槽の上面や側面から観察できるようになっています。
春には、サケの仲間であるサクラマスやアブラハヤを展示しています。
現在は、水槽の掃除係としてキンギョが、また水槽の底の方にヨシノボリという魚がいる様子が観察できます。

教材園の活用好適時期

教材園の好適な活用時期は、下記の通りです。

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サークル水槽へのアクセス

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本学での授業活用例

卒業研究(2012, 2011, 2010年 / 前, 後期 / 4年対象)

卒業研究の一環として、サークル水槽の整備、収容した魚類の飼育、および水質のモニターを行った。

概要

1. 何を学ぶものですか?

この水槽では、サクラマスやアブラハヤ、メダカなどの、仙台の広瀬川水系に生息している魚類を展示しています。

2. 観察や体験のポイントは何ですか?

水槽の横から、魚の形や模様、泳ぐ様子を観察すると共に、水槽の上からもシルエットや模様を観察して下さい。

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

魚類の生態について

Q1 広瀬川には何種類の魚が暮らしているかな?
 
 
 
 

Q2 川の魚の主な餌はなんでしょうか?
 
 
 
 

Q3 川の魚の背中は何色が多いでしょうか?
 
 
 
 

概要

1. 教材園の特徴

 この水槽は、仙台のシンボル河川である広瀬川に生息する魚類の中でも、特に希少な魚、重要な魚を飼育展示しています。サクラマスは上流域の冷水性の魚で、本来ならば渓谷に行かなくては見ることができませんが、ここでは特に秋~春にかけて、季節的に展示を行うことで、複数の魚類の生態の観察を行うことが可能です。

2. 体験学習や指導上の留意点・注意すべき点

 この水槽は、タナゴ池や噴水池が上面からの自然な観察や生態系の再現を目的としているのに対して、魚の行動や形と言った、個体レベルでの観察を行うことを目的としている。

教材園における学習の手順

①観察・体験に必要な準備

水槽の脇に静かに近づき、魚が泳いでる様子を間近に観察する。また、水槽の横からの観察が終わったら、今度は水槽の上から泳ぐ魚のシルエット等を観察し、同じ魚を違う角度から観察した際の様子を観察する。

②魚類の体色の観察(体験)

特に体の側面を上側と下側に分けて観察して下さい。上側は黒っぽく、下側は白っぽい色になっていると思います。これは水槽の上から見ると判りますが、上から見ると魚は黒っぽい方が保護色になり、鳥などの外敵から見つかりにくいためです。

③泳ぎ方の観察(体験)

魚の泳ぎ方、可能であれば餌の食べ方を観察して下さい。多くの魚は、通常泳いでいる場所から移動して餌を採りに行く場合、素早く泳いで、餌を採ると直ちに同じ場所に戻ります。これも、外敵から身を守るための術の一つと考えられています。

教材園における演習問題の例

教材園での観察・体験を行った際に、下記のような演習問題を出題することができます。

サークル水槽の観察に関する問題

Q1 広瀬川にはどのような魚類が生息するか
Q2 サークル水槽に設置されているポンプは何のためか

教材園のライブカメラへのリンクです。

宮城教育大学内のみで閲覧できます。
※現在、学外公開を思案中です。

ライブカメラ
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